ごきげんよう湊翼です。

今回は人体の目的をお話します。
哲学の一歩手前くらいの話。

人類としての目的は、種の繁栄というか
生き残ること。です。

では生き残るためにはどんな能力が必要か。
それは…

外界に適応する能力です。

外が寒くても暑くても圧縮されても引っ張られても刺激に対して
適切な対応ができるから生き残ることができています。

現代の日常生活でいえば職場の人間関係や、家庭内での対応、
環境変化への対応も外界に適応する能力と言えます。

身体にフォーカスすると人体は結局、細胞の塊ですから
人体の目的は細胞の目的とも言えます。

傷をつけられても治せるのが細胞です。
それだけ繊細な対応をしてくれています。細胞こそ繊細さん。

つまり僕らが気付かない刺激にも細胞は対応してくれています。
本当に細胞には感謝です。

約60兆個あるので60兆回ありがとうを届けたい。

そして人類の凄いところは身体だけじゃなく
外界まで自分の物として作り出したとこ。
寒ければ、他の動物は毛を伸ばしたり
脂肪を増やしたり冬眠したりします。

でも人類は、家を作って暖房を使って服を着て冬を凌ぎます。
これを文明と言います。

人体の健康を考えるとき、
文明と人体は目的が違うと思っていないと誤解を招きます。
腰が痛いのは今の文明では仕方のないことです。
生活様式によっても刺激は決まります。
大切なのはそれをどこまで解き明かせるか。

まとめると…

  • 人類は生き残るのが目的
  • 生き残るために外界に適応する
  • 細胞は繊細さん
  • 人類は外界も動かす
  • 文明には弊害もある

それでは〜

院長 湊